部分2階建てではなく総2階建てがお得！

2階建て住宅を設計する場合、1階の床面積より2階を小さくした「部分2階建て」と1階と2階の床面積がほぼ同じ「総2階建て」があります。この場合両方の延べ床面積が全く同じであれば総2階建ての方が価格を抑えることができます。

その理由は、部分2階建ての場合、建坪が広く、基礎工事やコーナー処理が増えてしまうため材料費や工事費がなってしまうからです。

仕切りの少ない間取りを考える

間取りは小さい部屋をいくつも作るのではなく、広い部屋を少なく設けるのがおすすめです。部屋が多いと壁が多くなりその分、骨組みとクロスなどの材料費や施工費や建具がかかってしまいます。オープンな間取りは開放的で様々な使い方ができるのも魅力です。

備え付け家具はキッチン以外使用しない

注文住宅では、場所に合わせて備え付けの家具を設置する方も多いです。

しかし、備え付け家具はコストが高くなるので、無理につける必要はありません。キッチンの備え付け家具は使い勝手にも影響するため必要ですが、それ以外は設置しない方が得策です。

場所によって内装や設備を見直す

ワンランク上の住まいを実現するためには、一番生活する時間が長い場所に多くの予算をかけましょう。居心地の良い空間をつくることで、住まいへの満足度が高まります。

逆に、あまり滞在しない場所や、人目につきにくい場所は内装や設備のグレードダウンを図ることで価格を抑えることができます。

水廻りは近い位置に設置する

キッチン、洗面、バス、トイレなどの水廻り設備は給排水管設置工事などが必要となります。なるべく近い位置に設置することで設備工事が簡略化できるので、価格を抑えることができます。

1階と2階それぞれに水廻り設備を設置する場合にも、上下で位置が重なるようにするのがおすすめです。

施工業者の選択は念入りに

限られた予算の中で理想の注文住宅を建てるためには、施工業者の選択を念入りに行うようにしましょう。施工業者によって建設費用や得意とする内容が異なります。

今後安心して暮らすためには価格はもちろん信頼できるかどうかを基準に施工会社を選ぶことがワンランク上の注文住宅づくりに繋がります。